「よそもの、わかもの、ばかもの」の私が島の挑戦者に魅せられて

海士町は島根半島沖に浮かぶ人口2300人の小さな島です。「ないものはない」を掲げ、今ある島の魅力を活かした施策を仕掛け続ける挑戦の島です。

私は、そんな挑戦の島海士町へ2022年入庁、2023年4月にふるさと納税担当になりました。実は約4年前、海士町で大人の島留学生：体験移住制度だった私は、修了後、関東でIT営業職をしていました。島の仕事の面白さが忘れられず、その1年後に島に戻ってきており、今でもGCF®の仕事を通してその「面白さ」に魅せられ続けています。

2023年7月頃、「離島で音楽FESを開催したい」、島の高校生と地域の大人から資金調達の相談を受けました。それをきっかけに海士町でGCF®への挑戦が始まりました。まず、町民なら「誰でも」GCF®が活用できる要綱の策定を行いました。さらに、スピード感を持って、徹底的にわかりやすさにこだわった伴走を意識しました。結果、音楽FESへのご寄付は目標に対し245%を達成することができました。現在（R5.11）では、島の方からの相談ベースのGCF®目標寄付金額の合計が約1億円となっています。

私の感じている島の仕事の面白さは、シンプルにやった方が良いことをできる・できないではなく、『やる！』と言い切るところにあります。挑戦の島に魅せられて戻ってきた私ですが、これからは島の一員として、「一歩踏み出す、応援される」環境作りに果敢に取り組んでいく所存です。

アワードへの意気込み

ノミネートされた自治体職員 岩見 しおりさん に意気込みを伺いました。