町の宝ものを守るため、やれることは徹底的にやる!

チョイスルーキー部門

秋田県小坂町

大賞
町の宝ものを守るため、やれることは徹底的にやる!

チョイスルーキー部門

秋田県小坂町

町の宝ものを守るため、やれることは徹底的にやる!

大賞を受賞した秋田県小坂町へ取材を行いました。

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老朽化により劣化の進む小坂鉄道レールパークにある貴重な車両や施設を守るためにスタートしたGCF®。

昨年まで在籍していた観光担当で培った人のつながりを活かし、ボランティア団体である小坂鉄道保存会を中心に事業者等も巻き込みながら、町の宝ものを守るために奔走。SNSとの親和性を最大限に活かすため、受付1週間前からのサイト公開や交通系YouTuberへの協力打診、トラストバンク担当者に協力いただき、寄附者やサイト訪問者の流入先のデータに基づいた告知展開を実施。

町公式X(旧Twitter)は閲覧数やいいねなどこれまでの最高数値をたたき出し、寄附だけではなく町や施設の認知度アップにも貢献。寄附に直結するツールとして親和性の高いFacebookは、小坂鉄道保存会の協力を得ながら丁寧な発信により成果に繋げた。返礼品は車掌体験や仮想行先方向幕など通常にはない夢のあるものを企画。町が誇る特産品を指定した寄附も多くみられ、町のふるさと納税全体を新たな層へPRする機会となった。

小坂町出身者が集うイベントや空港など人の集まる場所で対面のPRも行い、SNSをはじめとしたデジタルツールだけでなく、当プロジェクトに対する想いを直接伝え、デジタル×アナログのいいとこどりによる相乗効果を狙った。GCF®期間の半分以下で目標金額を達成し、ネクストステージとして旅客列車の復活を掲げ、次なる目標達成を目指しラストスパート中。

アワードへの意気込み

ノミネートされた自治体職員 木村 卓泰さん に意気込みを伺いました。

審査員のコメント

川村 憲一
川村 憲一

株式会社トラストバンク
代表取締役

地域社会の団結とSNSの利用を組み合わせて、貴重な歴史的遺産を守り、さらには地域の魅力を高める新たな方法を提示し、成果に繋げている。デジタルメディアが地域振興や文化遺産保存に果たす役割の大きさを示す事例。

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