未来につながるまちづくり部門
愛知県日進市
図鑑も電子で読める時代!タブレットを活用して貸出を実現したい
自治体職員
中根 友樹
図書委員として活動する生徒が、児童生徒の図書室利用が少なくなっていると感じ、そうした状況を解消するために、1人1台タブレットを活用して、本に触れ合う機会を増やせないかとの想いから声を上げてくれた。
また、教員からも電子書籍を授業に活用できないかとの声があがった。市では、電子書籍を増やすことで、学校図書室の利便性が向上し、児童生徒が本に触れ合う機会や選択肢が増え、教員の授業での活用も増えればと、ガバメントクラウディング®を検討し、募ることにした。目標額の139.8%もの寄附が集まり、約650ライセンス分の電子書籍を購入できた。
電子書籍化によって、タブレット上で図鑑を気軽に持ち歩くことができ、調べ学習時にも最新の情報を複数人から同時アクセスすることができるようになった。電子書籍には、文字の読み上げ機能や拡大機能があることから、紙の図鑑ではうまくみることのできない児童生徒も楽しむことができるようになった。
図書委員として活動する生徒が、もっと本を読んでもらいたい、せっかくのタブレットを活用できる方法はないか、という思いを込めて企画書を作り、学校に提案し、実現にいたりました。生徒主体で実現したものです。