市内の全小学校でバイオリン授業を開始。未来への取組、始動！

愛知県大府市では、2年前から「バイオリンの里おおぶ」の実現に向けた取り組みを急ピッチで進めています。

昭和初期に大府市で製造拠点や研究所を構え、国内で初めてバイオリン製造を開始した「鈴木バイオリン製造」。一旦市外へ移転したものの、約80年の時を経て大府に帰還したのが令和3年。それから文化・観光・教育・シティプロモーション、あらゆる場面でバイオリンの活用が始まっています。ふるさと納税も活用し、鈴木バイオリンから子ども用のバイオリンを40丁調達。

令和5年度から、全ての小学校の4年生「全員」に、鈴木バイオリンの社長らが出向き「バイオリンの授業」を開始しました。2時間の授業を受けてみんなで「きらきら星」をバイオリンで奏でることができ、子どもたちの満足げな笑顔が広がります。観光部門では、駅前や公園の芝生でバイオリンや様々な弦楽器の音楽とキッチンカーで、耳も舌も満足できるイベントを開催。市内外から訪れる方がバイオリンや弦楽器で楽しむ日常が生まれつつあります。

大府市出身のバイオリニスト、竹澤恭子さんや水野紗希さんにも協力いただき「一流」のバイオリン演奏にも触れられる大府市の子どもたち。これから大府市では弦楽器の音にあふれ、生まれ育つ子どもたちは全員バイオリンに触れ、世界へ羽ばたくバイオリニストが生まれる。そんな光景を夢見て、「バイオリンの里おおぶ」では今日もバイオリンの美しい音色が響きます。