魅力発信の可能性は無限大！

総社市のふるさと納税返礼品の主力は米！「他に何があるの？」と言われたときに即答できなかったことがきっかけで、米以外にもたくさんある総社市の魅力を発信したいという気持ちが強くなりました。

中でも、障がい者の雇用を促進する「障がい者千五百人雇用」は、総社市が力を入れている独自の福祉施策。ふるさと納税を通してさらに後押ししたいと思い、真っ先に思いついたのが市内の障がい者就労事業所が販売している『障がい者アート』を返礼品として追加することでした。

総社市在住の作家スズキタカヒロさんは、パラアート展など多くのアートシーンで長年活躍されていますが、知名度はまだまだ低く、市役所・事業所ともに「もっとスズキさんの絵を多くの人に知ってもらいたい！スズキさんの絵を身近に感じて欲しい！」という強い思いがありました。その思いのもと、総社市の目玉返礼品である『ミニ絵画』が誕生したのです。ふるさと納税という制度を活用し、市内でしか販売場所のなかった絵を全国に発信することができました。

また、嬉しいことにポータルサイトに掲載された返礼品がきっかけとなり、スズキタカヒロさんは新しい仕事の依頼を受けることもでき、さらなる活躍の場を広げているのです。ふるさと納税は、誰でもチャレンジでき、新たな可能性に気づける制度。これからも事業所と新しい可能性を探し、一緒に総社市の魅力発信に取り組んでいきたいです。