休耕田を綿花畑に。地域の土地と人と産業が結びつく靴下づくり

チョイス事業者部門

奈良県広陵町

休耕田を綿花畑に。地域の土地と人と産業が結びつく靴下づくり

チョイス事業者部門

奈良県広陵町

休耕田を綿花畑に。地域の土地と人と産業が結びつく靴下づくり

タビオ株式会社は『靴下屋』や『Tabio』などの靴下専門店チェーンを展開している靴下専業企業です。靴下一筋65年前取締役会長越智直正氏が心血を注いで取り組んだタビオ社最高峰の靴下をご紹介します。

広陵町は一面に田んぼが広がる土地でした。しかし国内の多くの地域で発生している就農人口の波は広陵町にも襲ってきました。休耕田(耕作放棄地)がどんどん増えていき、このままでは地域の景観が大きく損なわれる事態となりました。その中で越智氏が取り組んだこと、それは有数の靴下の生産地で綿花を育て、その綿花から糸を作り、その糸で靴下を作るという全ての工程を日本国内で行うというMade in Japanにこだわった靴下の製造でした。

綿花生産率がほぼ0%の日本国内で、8ha(テニスコート300個分)もの面積で綿花を栽培しています。また地域の活性化のために綿花栽培にシルバー人材を活用しており、靴下産業の存続の観点から紡績・染色・編立を国内工場で行っています。ふるさとチョイスでの限定返礼品でのみ公開とされているこの「広陵綿のリブ靴下」は、返礼品登録当初からご寄附の返礼品に係る代金部分はこの綿花栽培の資金にするというスキームで行われています。

靴下を販売するだけでなく、地域全体の土地利用まで考えた商品は、持続可能な発展を望む世界のあり方と企業と地域の取組を示す具体的な例となっています。

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