鉄の魅力を伝えるコミュニケーション♪

株式会社「稲沢鐵工」は1955年鍛冶屋として創業。2005年当時はまだ高価とされていた住宅用鉄骨階段をセミオーダーできる製品開発を行い、現在では組立式の鉄骨階段を全国に出荷しています。

アジの水揚げ日本一を誇る本市が「アジフライの聖地」として全国PRを展開する中、私も“松浦市の企業として何かできないか”その思いで、アジフライをモチーフにしたキーリングを“鉄”で製作しました。普段はBtoBのビジネスモデルの中にあり、観光で訪れる方や地域の方との接点もなかなか見つけることができなかったのですが、今ではお土産として使っていただいたり、ワークショップを行ったり、地域の方々と楽しくコミュニケーションがとれるようになりました。

ふるさと納税は全国のみなさんに松浦を知ってもらう良い機会です。それだけでなく、まちを応援していただく方にお礼として製品をお届けすることができ、まちづくりの一助になっていることを大変嬉しく思います。同時に、ふるさと納税という試せる場所で発信することで、全国からの評価を頂きたいというという高い志も持つことにもつながっています。自らが表現することで、伝えられることはあるのだと信じ、これからもディレクションやデザインを行っていきたいと思っています。

私を育ててくれたふるさとに恩返しができるよう、モノづくりを通して松浦の魅力を発信していきたいと思います。