未来につながるまちづくり部門
茨城県つくばみらい市
子どもたちの笑い声が響く場所を目指して
自治体職員
秋本 美幸
市内には「きらくやま ふれあいの丘」という施設がございます。ゲートボール場、自然散策の森、入浴施設等がありますが、建築後約30年経過し、老朽化が進行し、屋外遊具はほとんど撤去され、賑わいが失われつつありました。
市では、「きらくやま」を再び、子どもからお年寄りまでが集える場にするため、全庁横断的なプロジェクトチーム「きらくやまプロジェクト」を立ち上げ、「100年間愛されるまちづくり」というコンセプトのもと、市民の方の声を聴き、高校生からのアイディアも頂きながら、検討を進めてまいりました。
検討の結果、子育て世代が集まる取り組みを重点的に実施するため、ふるさとチョイス様のガバメントクラウドファンディング®を活用させていただき、きらくやまにシンボリックな大型遊具とインクルーシブ遊具を設置いたしました。全国からの温かいご支援のおかげで、多くの子ども達の楽しそうな声が響いております。
この取り組みはあくまでもスタートであり、「きらくやま ふれあいの丘」が世代を超えて触れ合える交流の場として賑わいを取り戻すため、さらなる施策を展開し、市全体の賑わいづくりの好循環に繋げてまいります。