チョイス自治体職員部門
島根県出雲市
生産者や寄付金使道を紹介、ふるさと納税便「えすこーと」を創刊
自治体職員
川上 正暁
ふるさと納税の業務といえば、寄附を募り返礼品を送ることですが、寄附をされた方が市民に感謝されたり、市民も含め、郷土出身の方が、地元に一層、愛着を感じていただくことが大切だと考えていました。
その思いから、出雲の生産者さんの熱い思いや、寄附金が市の様々な事業に使われていることを広く伝えたい!大好きなふるさとをわくわくPRしたい!そして耕したい!と、ふるさと納税だより編集チーム「わくわくワーク!出雲耕し隊」が結成されました。冊子のタイトルは「えすこーと」。出雲の方言で、いい感じ、いい具合を表す「えすこ」と、付き添い、ご案内するを意味する英語「 エスコート(escort)」を組み合わせた造語です。
紙面では、生産者の取材を通じて、出雲の風土に育まれる生産物、それを生み出す人の魅力や寄付金を使って実施した事業を紹介しています。多くの方に「出雲っていいな」と思っていただきたいです。人と物、人と人、人と出雲が、「感謝」、「祈り」、「ご縁」の働きの中で、固く結ばれ、豊かで「えすこ」な結びつきが育まれて行くことを心から願っています。
まずは市民に周知をと考え、図書館でふるさと納税(えすこーと)の企画展示をいたしました。 なお、生産者さんの想いが強すぎて、紙面に寄附金の使途紹介が少なくなったのは次回への反省点です。