チョイス自治体職員部門
高知県高知市
高知ロケ映画応援プロジェクト・特撮映画で高知市を盛り上げたい
自治体職員
吉田 友一
高知市では、地域おこし協力隊員がきっかけで、特撮映画の高知ロケが実現したことから、映画公開と合わせて、高知市をみんなで盛り上げるために、自治体クラウドファンディングを始めました。
事の発端は、2022年10月、高知大学の大学祭(黒潮祭)に登壇し、「地域・Uターン・Iターンを考えるin高知」と題して、学生と一緒に地域活性化についてディスカッションする中で、登壇者や学生から「高知で映画ロケを敢行し、のちに観光客誘致や聖地化に向けたプロジェクトで活性化につなげる」とのアイデアが生まれたことが始まりでした。「高知の雄大で豊潤な土地や瑞々しい特産物で、映画作品に花を添えることが出来るのでは。」などの闊達な意見も寄せられ、特撮映画の力を利用した地方創生を実現したい!その思いが強くなり実行に移しました。
映画の制作陣には、いかに高知市に「撮れ高」があるかにこだわって猛烈アピールをしました。例えば300年以上の歴史を持つ土佐の日曜市など、特撮ヒーローと地域に根付く街路市のコラボレーションは、高知市でしか撮れないでしょう。高知城の天守閣にヒーローが勢揃いする構図も、プロの映画スタッフにとっては魅力の一つです。何とか熱意が通じ、高知ロケを敢行することになりました。
今後はいただいたご寄附を有効活用し、2024年初夏の公開に向けて、デジタルツールを活用するなど、様々なプロモーション活動を展開していく予定です。