2022 エントリー

部門大賞

チョイス事業者部門

ふるさと納税をフル活用した一自治体一地域商社設立を目指して

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茨城県境町

ふるさと納税をフル活用した一自治体一地域商社設立を目指して

野口 富太郎

8年前の茨城県境町は、将来借金負担率184%を超え全国でもワースト30位に入るそんな町でした。橋本町長が就任し、境町役場は株式会社境町を目指すとふるさと納税制度を活用してのまちづくりが始まりました。
そして、境町観光協会から6年前に独立したのが、株式会社さかいまちづくり公社です。ふるさと納税のノウハウと道の駅のノウハウの両輪を活かし、地域商社として産声をあげました。ふるさと納税に関する企画・運営を主体に、道の駅の運営、境町の小麦粉を使ったサンドイッチ店やベーカリー店などの物販・飲食事業、ワインや干しいもなどの製造業、着地型観光を目指したさかいまちツアーズなど地域活性化をしてまいりました。
ふるさと納税の寄付額拡大に伴い、売上高も6期目で12億円を超え、従業員数も3名から153名に拡大し、地域雇用にも貢献しております。
地方が良くなるためには、このふるさと納税をフル活用することが重要で、地域商社が事業者と共に地域を盛り上げること、そして新たな産業を生み出すことが課題になっています。今年4月に一自治体一地域商社を目指し、一般社団法人全国地域ビジネス協会を設立しました。地方でこれから地域商社を運営したい方や道の駅のノウハウを学びたい方などのための学び舎です。
全国の自治体や住民が、自分たちの地域をどう活性化させるかは、ふるさと納税制度をどう活かせるか、そして丸投げでなく自分たちで行動することが鍵です。

意気込み動画

審査員のコメント

辻 麻梨菜

株式会社トレジャーフット
取締役
兼 はたふり事業執行役員

辻 麻梨菜

地域資源を活用した事業を展開する中で地域に雇用を創出するとともに、そこでのノウハウを地域内に留めず全国へ広げていく姿勢が素晴らしいと思いました。

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