2022 エントリー

チョイス自治体職員部門

小さな町から生まれた“ひらめきからのクロスオーバー”

北海道知内町

小さな町から生まれた“ひらめきからのクロスオーバー”

青函トンネル出入口のまちとして知られる北海道知内町も過疎化が進み、町に活気を取り戻す重要な財源としてふるさと納税に取り組んできました。
しかし、当町には地域事業者が少なく、各返礼品の生産数も限られ、モノの返礼品の限界を感じていました。小さな町を知ってもらうために何ができるのか、知内町の印象づくりができる返礼品開発に奮闘してきました。
そこで今年チャレンジしたのが、「ABCクッキング料理教室」を体験できるという返礼品です。全国で料理教室を事業展開している「株式会社ABCクッキングスタジオ(以下「ABCクッキング」)」のご担当者様と、ふるさと納税についての課題をお話ししていたなかで生まれた“ひらめき”の返礼品でした。
ABCクッキング体験では、地場産品を活用したレシピを作り、首都圏で料理教室を開催します。知内町まで来てもらうのではなくまずは首都圏で、モノではなく体験をお届けする、画期的な“体験型返礼品”として実現しました。
さらに今回、北海道の中間事業者の協力のもと、1度の教室で3町の地場産品を使ったレシピを開発し、「地域がクロスオーバーする美味しいメニュー」が生まれました。一つの小さな町の課題から、北海道の複数の自治体の魅力を掛け合わせた今までにない返礼品の実現に至り、とても大きな意味をもつ取り組みになったと考えています。
「地域クロスオーバーの美味しいメニュー料理体験」は、メディアへの露出も期待され、多様な波及効果が望まれる“ひらめきからのクロスオーバー”返礼品となっております。

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