2022 エントリー

チョイス自治体職員部門

学生とはじめる新しいふるさと納税・官民連携のカタチ

福岡県嘉麻市

学生とはじめる新しいふるさと納税・官民連携のカタチ

ふるさと納税で嘉麻市の事業者をもっと元気に―――
嘉麻市は人口3.5万人程度の小さなまち。山と、田んぼと、川が広がり、ひとと自然が共存するまちです。
様々な返礼品を提供する事業者がいますが、いわゆる「規模の経済」で勝負できるほどの大きな事業者が少ないのが現状。平均年齢が高く、家族経営や少人数の事業者も少なくありません。
ふるさと納税で嘉麻市の事業者をもっと元気にできないかと模索する毎日。
限られた資源、環境の中で、嘉麻市と二人三脚で取り組んできた事業者をもっと全国の皆様に知ってもらいたい。その想いから、全国の大学生を一週間インターンシップで受け入れ、ふるさと納税について一緒に考えてもらうこととしました。
取組後は、今まで嘉麻市に関わることのなかった学生達と協力しながら「学生とはじめる新しいふるさと納税・官民連携のカタチ」として、年に数回のワークショップ「モノコト会」を開催しています。
そこでは、事業者による返礼品のプレゼン大会を行ったり、日頃の悩みの共有をしたり…と、事業者同士の交流の場が生まれ、「こんな商品があったらいいな、この商品とあの商品を1つの返礼品にできないかな」と事業者からも新しい返礼品のアイデアが沢山!
ふるさと納税×インターンシップの融合により、職員と事業者と学生とが関わる機会の創出に発展し、嘉麻市ならではの新しい官民連携のカタチが生まれました。
これからもふるさと納税を通して、嘉麻市の事業者が元気になる取組を邁進してまいります。

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