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AWARD 2021大賞受賞自治体の取り組み紹介

ふるさと納税を通じて生まれたストーリーや地域で頑張る人を表彰する、ふるさとチョイスAWARD。
ふるさとチョイスはAWARD2021で大賞を受賞した自治体を訪れ、地域の活動やそこで暮らす人たちの想いを伺いました。
今回は新潟県十日町市の取り組みをご紹介します。

新潟県十日町市

チョイス事業者部門 大賞 新潟県十日町市女性農業者の笑顔が輝く農業を目指して

雪国ならではの、
自然の豊かさと厳しさが
共存するまち

新潟県南西部に位置する人口約5万人のまち「十日町市」。まちの中央を日本最長の大河・信濃川が流れ、四方を山々に囲まれた豊かな里山風景が広がる地域です。一年の3分の1以上が雪に覆われる日本有数の豪雪地帯としても知られており、農閑期である冬の間の仕事から生まれた着物産業や、自然とアートが調和する芸術文化が育まれています。人々は四季折々で表情を変える自然の豊かさと厳しさに向き合いながら、ゆったりとした暮らしを送っています。

女性農業者を取り巻く環境

農業のかたわら、農家レストラン「越後妻有のごちそう家 ごったく」を営む福嶋恭子さんは、十日町市で長年農業をしながら女性農業者を取り巻く環境に課題を感じていました。家業として農家を営む家が多い中、男性中心のコミュニティはあれども、女性は出産や子育てがあり横のつながりをつくることが難しい現状があります。また女性は「男性の農作業のお手伝い」とみられ、アイデアがあってもそれを話せる場所や形にできる機会が乏しく、自分自身が前にでて新しいことにチャレンジできるような環境がありませんでした。

寄付者の応援は
お金以上の価値がある

福嶋さんは女性農業者同士がつながり、農作物を自分のアイデアで新しい商品へと加工できる共同の食品加工所を設立することを思いたち、資金を集めるため市の企業支援事業を受けて、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディング(GCF®︎)に挑戦。寄付者に想いが伝わるよう工夫しながらプロジェクトの紹介文を制作しPRに励みました。福嶋さんはGCF®︎を通じて寄付金と同時に寄せられる応援コメントに何度も勇気づけられたと言います。「こんなに沢山の方々が想いに共感してくれて、お金以上の価値を感じました。」

子育てをしながら
チャレンジできる場を

福嶋さんは共同食品加工所と同時に、同じく女性農家の皆さんと共同でワーキンググループ「women farmers japan(wofa)」を設立。市内の方から移住してきた方まで、子育てをしながら農業に励む様々な女性たちがメンバーとして集まっています。加工所で商品をつくるだけでなく、ランチをしながら互いに持ち寄ったアイデアについてディスカッションをしたり、子供を連れて参加できる講習会を実施したり、仕事も子育ても共有しながら、メンバー同士が共に支え合いながら活動を行っています。

想いをもった人が
挑戦できるまちへ

市職員の大嶋さんは、ふるさと納税で寄付を集めることを「まちがどんなことに挑戦しているのか、全国の方はもちろん地元の方にも知っていただけるチャンス」と話しています。寄付者からは「頑張る人達の挑戦を応援できるまちでいてください。」と市に対する応援コメントもいただき、ふるさと納税によって得られた市外の方とのつながりに大きな価値を感じたと言います。人口減少や高齢化、農家の担い手不足など課題が山積する中でも、福嶋さんたちのような人の挑戦を市が後押しし、より良いまちにしていきたいと大嶋さんは語ります。

この地域であなたが
未来に残したいものとは?

雪深い
里山だからこそ
生まれてくる
チャレンジ精神

越後妻有のごちそう家 ごったく
福嶋 恭子

にいがたけん とおかまちし新潟県 十日町市

新潟県南西部に位置する人口約5万人のまち。日本最長の大河・信濃川がまちの中央を流れ、周囲を山々に囲まれた豊かな里山風景が広がる地域。棚田や美人林、清津峡など自然が生み出した絶景スポットの他に、自然と芸術が融和した大地の芸術祭など見どころに溢れている。日本有数の豪雪地帯としても知られ、冬の暮らしから生まれた着物産業や食文化が古くから根付いている。