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チョイス事業者部門

歴史と技術を融合させた、新しい表現の形「せと刺しゅう」

香川県高松市

歴史と技術を融合させた、新しい表現の形「せと刺しゅう」

香川県では古くから塩、砂糖と並び「綿」が多く取れることから、それら三つを『讃岐三白』と呼び、綿を使用した「繊維産業」が重要産業として発展してきました。私たちは歴史ある瀬戸内の繊維産業に携わるものとして、先人たちの込めた思いを後世に残したいと、メイドイン瀬戸内にこだわったモノづくりを心がけています。そんな想いの中から生まれたのが「せと刺しゅう(R)」です。
刺繍技術の向上と伝承をしながら、より皆さまに喜ばれるサービスを追求し、常に挑戦し続けていました。その中でより付加価値の高い加工表現として確立されたのが「せと刺しゅう」です。
「地域の皆さまと、ともにありたい。」そのために刺繍でできることは何なのか、そんな想いを胸に、いくつもの試行錯誤を繰り返し到達したのが、歴史ある香川の繊維産業の技術と、近代の印刷技術が融合し、紡ぎだす新しい刺しゅう、「せと刺しゅう(R)」です。今までの刺しゅうでは表現できなかった自在な色彩表現、凹凸表現が組み合わさった立体的で重厚な高級感。刺しゅうの垣根を超えた新しい表現がここにあります。
我々はこの技術を活かし、瀬戸内海を舞台に行われる一大イベント「瀬戸内国際芸術祭」の関連商品も制作。多くの芸術家、写真家の人と手を取り合い、地元、高松のみならず、瀬戸内の人々とともに、地方を盛り上げたいと思っています。

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