AWARD 2021

エントリー

チョイス事業者部門

シュトーレンに詰めて届ける、生産者と農家の想い

高知県四万十町

シュトーレンに詰めて届ける、生産者と農家の想い

東日本大震災をきっかけに東京から四万十町へ夫婦で移住してきました。夫婦でお菓子を作り、店頭やオンライン、ふるさと納税の返礼品として多くの方へお届けしています。以前は「目の前の人にいかに買ってもらうか」という考え方でしたが、ふるさと納税で「遠くの人にも商品を届けることができるんだ」と体験したことが大きく、目線が上がって光が射した瞬間でした。
初めはお菓子を作り、小さなカフェも営業して日々忙しく働いたのですが、その忙しさに比べて売上は少なく、過疎地域で続けて行くことの難しさに直面しました。インターネットでも販売しましたが、簡単に売れる訳もなく途方に暮れていた時にふるさと納税と出会いました。
私たちの看板商品「1年かけた四万十の旬でつくるシュトーレン」は町の1年分の恵みが詰まっています。それは1軒1軒の農家さんが大切に育てられた果物で、農家さんの背景や想いが届けられるよう、それを使わせてもらってシュトーレンを作っています。
今ではシュトーレンを届けるだけでなく、さらに農家さんの想いを届けるべく、農作業の手伝いをさせてもらい、そこで聞いた話、体験したことをSNSや動画で発信し、農家さんにも共有してもらっています。

エントリー一覧に戻る