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めっきのプロが新たに始める一大プロジェクト「CRAFTEM」

山形県上山市

めっきのプロが新たに始める一大プロジェクト「CRAFTEM」

1950年の創業以来、70年以上の伝統と技術の研鑽に努めてきた企業がジャスト株式会社と社名を変更し、令和6年で30周年を迎えます。社長である岡崎淳一さんは、このタイミングで一大プロジェクトを立ち上げました。そのプロジェクトとは、同社が保有するめっき業界では参入のないダイヤモンド電着という技術を活用し、BtoC商品の開発事業に取り組むもので、ブランド名を「CRAFTEM(クラフテム)」として活動しています。
ブランド名は、「CRAFT」、「ITEM」、「DREAM」を掛け合わせた造語で、匠の技術で夢のような素晴らしい製品を作り上げ、消費者の皆様に喜んでいただくという思いが込められています。記念すべき第一弾として、「クラフテムセルフネイリスト」という、ダイヤモンドの粒子を使用した爪やすりを開発しました。開発にあたっては、寄付が活用されている事業である上山市産業振興アドバイザーの東北大学大学院工学研究科の堀切川一男教授からの助言も後押しとなっています。すでに第2弾として、「クラフテムまろやかぐい呑み」を開発し、どちらも今年の7月からふるさと納税の返礼品としての取り扱いが始まっています。テストマーケティングの場としてふるさと納税を通してニーズの調査を行うとともに、今後もめっき業者として技術の研鑽に努めながら、「CRAFTEM」の製品が日常で多くの方が使用し、末永く愛される一品となるよう、開発を進めていきます。

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