AWARD 2020
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福岡県 新宮町

ベストインベストメント賞
相島と本土をつなぐ架け橋「漁村留学」

新宮町から渡船で約17分。そこに浮かぶ「相島」は、島の形がハートの形であることから「愛の島」の愛称で親しまれ、多くの観光客が訪れる一方で、少子高齢化に伴い過疎化が進行。その解決策として始めた「漁村留学」について御紹介します。

島の過疎化問題を受け、「このままじゃいかん!」という想いから平成30年度に始まった漁村留学。本土の子どもたちに島の学校生活や島民との交流を通して島の良さを感じてもらい、将来的には島へ移住してもらうことを目標としています。島の学校生活は、海で行う水泳授業や遠泳大会、島民みんなで楽しむ運動会、子ども消防団や島観光ガイドの活動など、島ならではの体験がたくさん。取組開始から、島民と留学生やその保護者との交流が増え、学校だけでなく島全体に活気が生まれ、島の子どもたちも集団遊びや子ども同士の交流機会が増え、体力や学習意欲向上につながっています。留学生の通学費は全額町が負担。そこにふるさと納税の寄付金が活躍しています。留学希望者は平成30年度15名、平成31年度18名と年々増加し、令和2年度は25名もの応募がありました。

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