埼玉県宮代町では、ふるさと納税を活用し宮代町内の商工業の活性化に寄与するため、「みやしろにぎわいプロジェクト」を寄付金の使途の一つとしています。全国の皆様よりいただきました寄付金を活用して、以下の事業を行いました。
①日工大寄り道マップの作成
②コスプレイベントの実施
③宮代マルシェの実施
事業を行った結果、宮代マルシェをはじめ、宮代町を訪れる町外の方が大幅に増加し、町内の商工業活性化のみならず、町全体の活性化につながり大成功を収めました。

【ふるさと納税お礼品魅力向上プログラム「深谷Ｒ＆Ｓラボ」】
お礼品の参加事業者を対象に、セミナーやコラボ商品の開発の支援等を通年で実施。お礼品を通じた、地域資源の発掘、地域における商品開発力の向上、事業者間連携の促進、市内事業者の売上向上に取り組む。
実際に約２０の事業者の力が合わさり、様々なお礼品が考案・改良され、新たな深谷の魅力を全国へお届けする流れの構築を実現。これはまさに「地域資源の結晶」！

ご支援いただいた皆様からのご意見を伺う機会として、2つの企画をいたしました。
1.本市の観光資源や施設を実際に体験し、本市の良さを知っていただくと共に、忌憚のないご意見を伺うモニターツアーに参加希望者を抽選でご招待いたします。
2.寄付者に対し返礼品アンケート調査を行い、返礼品の満足度を図り、事業者のモチベーションの維持や商品の向上につなげ、返礼品の魅力を充実させると共に、地元特産品のＰＲ、販売促進及び地元経済の活性化を目指しています。

山梨県では、本県出身の大村智先生がノーベル生理学・医学賞を受賞したことを契機として、国際的な視野と高度な知識・技能を持った人材の育成や、本県の産業振興や地域活性化を担う次代の優れた研究者の育成に取り組んでいます。
皆さまから寄付していただいたふるさと納税は、高校生や大学生等の海外留学や、若手研究者が行う研究を助成し、熱意と意欲を持った若者の育成に活用しています。

銚子電気鉄道は、約90年間市民の足として親しまれている、銚子を代表するふるさとの風景です。ぬれ煎餅の販売事業などの企業努力で自主運行を続けてきましたが、経営悪化により市などに対して支援を要請しました。
これを受け、市では銚子電気鉄道応援基金を設置し、皆様のご寄付を銚子電鉄の運行維持に活用しています。昨年度はふるさと納税を財源とし新しい車両を購入しました。新車両は現在、銚子のまちを元気に走っています。

神奈川県横須賀市では、寄付者の皆様からいただいた寄付金と同額を、市の予算からも寄付の使い道に拠出する取り組みを行っています。例えば、1万円を子育てに対する基金にご寄付いただいた場合、市の予算１万円とあわせて２万円を基金に積み立てるというものです。
これにより、寄付者のお気持ちを２倍にして市の事業に活用できるものとなり、全国では例が無い取り組みではないかと考えています。